『「超」〇〇法』次作予想

「超」英語法 (講談社文庫)「超」英語法 (講談社文庫)
(2006/10/14)
野口 悠紀雄

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 野口悠紀雄の本は、けっこう読んでいるほうだ。
 『「超」整理法』シリーズは3冊とも出てすぐに読んだし、『「超」文章法』も優れた文章読本だと思った。
 『週刊ダイヤモンド』で長期連載しているエッセイ『「超」整理日記』も、高いクオリティーを保った好エッセイである。

 しかし、野口の著書になんでもかんでも『「超」』をつけるのは、いいかげんやめてもらいたい。辟易する。

 たぶん野口自身も、出版企画が持ち上がるたびに「もうやめようよ、そういうタイトル」とか出版社側に言っているのではないか。
 でもそのつど、編集者から「野口先生、何をおっしゃいます! 『「超」〇〇法』は先生のいわばブランドネーム。これでなければ本が売れません!」とか言われて押し切られているのではないか。

 最初の『「超」整理法』がミリオンセラーになってしまったばかりに、野口は一生『「超」〇〇法』から縁が切れそうにない。
 それにしても、『「超」納税法』『「超」旅行法』『「超」英語法』『「超」リタイア法』などという近著のタイトルを見ると、だんだん苦しくなってきている気がするなあ。

 では、野口悠紀雄が次に出すのは? ちょっと予測してみよう。

1.『「超」読書法』/これは、十分アリだな。『「超」勉強法』と『「超」文章法』はすでにあるのだから。

2.『「超」睡眠法』/多忙を極める野口のことだから、睡眠法についても一家言あるにちがいない。

3.『「超」ディベート法』/野口はいかにもディベートに強そうな感じがするから、こんな本を書かせてもいいものを書くにちがいない。

4.『「超」交友法』/日本はもちろん、各国に幅広い人脈をもつ野口が語る、人生を豊かにする交友の秘訣。うん、これもイケそうだ。

5.『「超」死亡法』/野口の最後の著作は、たぶんこれだ。帯には「ラスト・メッセージ!」の文字が大(以下略)。

 「5」はもちろん冗談だけど、上の4つはマジで出版できそうな気がしてきた。編集者のみなさん、トライしてみてください。
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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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