夏の骨折


 まだまだ修羅場ってます、が……。

 じつは一昨日、息子(6歳)が腕を骨折してしまった。
 それも、よりによって妻子で帰省している先(静岡)で。

 ソファーの上を飛び跳ねてふざけていたときにバランスを崩して落ち、その際にポキッとやってしまったらしい。

 あまりに痛がるので「脱臼でもしたのだろうか」と思った妻が「自分で病院に連れて行かないほうがいい」と判断して救急車を呼んだところ、じつは折れていた、というしだい。即入院である。

 息子は帰省先で海に行ったり川へ釣りに行ったりするのを楽しみにしていたのだが、それどころではなくなってしまった。
 カワイソウだが、これはこれで「忘れられない夏休み」になることだろう。
 なにしろ、人生初の骨折・初の救急車乗車・初の入院・初の手術を一度に体験したのだから。

 手術といっても、メスは入れず、折れたところを手技できちんと合わせるだけのものだそうだが、それでも全身麻酔をしたとか(麻酔しないと痛くてダメなのだろう)。

 というわけで、私も静岡へ行ってきます。ったくもう…。
 骨折した当人はいたって元気だそうだし、「あと2、3日で退院」の見通しだそうなので、ご心配なく。


 ところで、タイトルに「夏の」とか「冬の」とか季節の名をつけると、あとにつづく言葉がなんであれ、それなりにさまになってしまうのはフシギである。
 たとえば、矢作俊彦の小説に「夏のエンジン」というのがあるが、「エンジン」というおよそ風情に欠ける言葉も、「夏の」とつくとなんとなく詩的に思えたりする。

 「夏のテロリスト」「夏の遺伝子」「夏のヴァイオリン」「夏の神様」「夏の惑星」「夏の猫」「夏のシェイクスピア」……と、これらはいま私がテキトーにくっつけてみたものだが、どれもなんとなく小説とかのタイトルにありそうでしょ(『夏の猫』ってのは、日向敏文のアルバムにあったな)。
関連記事

トラックバック

コメント

コメントを残す

Secret


Guide 

   →全記事インデックス

Profile 

前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。55歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴31年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

Counter 

メールフォーム

★私にご用の方はここからメールを下さい。

お名前
メールアドレス
件名
本文

最近の記事

マイ「神曲」ベスト100

カテゴリー

ブクログ・MY本棚

タイトルの由来

●「mm(ミリメートル)」は、私のイニシャル「MM」のもじりです。

●私の大好きなギタリスト・渡辺香津美氏は、ご自身のイニシャル「KW」をもじった「KW(キロワット)」を、公式サイトのタイトルにしておられます(同名のアルバムもあり)。それにあやかったというわけです。

●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

Archives

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
36位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
25位
アクセスランキングを見る>>