同郷の有名人



 『にんげんだもの・相田みつを物語』を観て故郷のことを思い出したので、足利市関連のサイトをいくつかのぞいてみた。
 そのうちの一つに「足利出身の有名人」というページがあったのたが、なんと、私がそのリストの中に挙げられているではないか!

 「オレって有名人だったの? エヘヘ~」とちょっち自尊心をくすぐられたのだが(→単純バカ)、冷静に考えてみれば、このページを作成した人が「足利出身」でググったら私のサイトがヒットしただけのことだろう。

 で、「聞いたことのねえ名前だけど、この人は本を書いているらしいし、きっと有名人だんべ(→栃木弁)」とか思ってリストに加えたにちがいない(笑)。

 私のことはさておき、このリストでいくつか発見もあった。

 「桜」のシンガー・ソングライター、河口恭吾って、私と同じ高校出身なんだ~。へえ、へえ、へえ。
 歴史の浅い高校だから、同校出身では唯一の「全国区の有名人」かもしれない。音楽的には興味のもてないシンガーだけど、応援することにしよう。

 岩井俊二監督の『リリィ・シュシュのすべて』って、県(あがた)駅の近くでロケしたのか。私の高校のすぐそばである。観てみよう。

 ちなみに、根岸吉太郎監督の『遠雷』のトマト・ハウスのシーンも、私の高校時代に学校のすぐそばで撮影したものである。
 「なんか、近くで映画の撮影してるらしいぞ」と話題になったものだ。東京と違って映画のロケなどめったにないから、それだけでちょっとした騒ぎになった。

 作家の檀一雄や板橋文夫(ジャズ・ピアニスト。『渡良瀬』という名盤がある)は、前から足利出身と知っていた。
 あと、このリストからはなぜか抜け落ちているけど、マンガ家のジョージ秋山も足利出身である。

 作詞家の売野雅勇といえば、小さな思い出がある。
 私が物書きになりたくて田舎で悶々としていた10代の終わりごろ、新聞に「売野雅勇事務所のスタッフ募集」という折り込み広告が入ったのである。
 「売野は足利出身なので、足利の人材を求めています」とか、そんな売り文句で、作詞家見習いを募集していた。

 大いに食指が動いたが、けっきょく応募しなかった。もしもあのとき応募していたら、作詞家への道が開けていただろうか? いや、安月給で売野のゴーストでもさせられていたのかもしれないが……。

 しかしこうして見ると、相田みつを以外にもけっこう有名人がいるなあ。地方にしては文化レベルが高いといえるかもしれない。

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。ライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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