Lu7『レスプリ・ドゥ・レグジール・ルヴィジテ』



 Lu7(エルユーセブン)の『レスプリ・ドゥ・レグジール・ルヴィジテ』(ベガ・ミュージックエンタテインメント/3240円)を購入し、ヘビロ中。

 梅垣ルナ(キーボード)と栗原務(ギター)によるインスト・ユニットであるLu7が、2005年に発表したセカンド・アルバム『L'esprit De L'exil』(「放浪者の精神」の意)のリイシュー。新録音とボーナストラックを加えた、リミックス&リマスターアルバムになっている。

 タイトルの最後に付された「ルヴィジテ Revisité 」は、英語でいうと「リヴィジテッド Revisited」(=再訪)だ。

 私は3年ほど前から聴き始めた遅ればせのLu7ファンで、そのときには『L'esprit De L'exil』とファースト『Efflorescence』はすでに入手困難になっていた。
 ゆえに、サード『Bonito』と4th『Azurite Dance』をくり返し聴いては、新作を待っていたのである。

■関連エントリ
Lu7『Bonito』
Lu7『Azurite Dance』

 が、発表から13年を経た今年になって、『L'esprit De L'exil』が突然のリイシュー。私は当然、知ってすぐにゲット。
 元の2005年版を持っていないので、どこがどう変わっているかはわからないのだが、これは確かに傑作だ(ジャケットは2005年版↓のほうがスッキリしていてよい気がするが)。





 私が初めてYou Tubeで聴いたLu7の曲は、このアルバムに収録されている「Canary Creeper」であった。その国籍不明の音楽性、独創的な美しさに度肝を抜かれたものだった。



 初めてCDで聴く「Canary Creeper」は、改めて「神曲」だと思った。
 ほかにも、いい曲がいっぱい。聴いていると不思議な多幸感に包まれる美しいアルバムで、陶然となる。

 Lu7は、しいてジャンル分けすれば「フュージョン」もしくは「ジャズ・ロック」ということになるだろうが、そのファンタジックできらきらしい音楽は、とうてい「フュージョン」などという狭い枠には収まりきらない。

 次は、やはり入手困難になったままのファースト・アルバム『Efflorescence』の「ルヴィジテ」を、ぜひ作ってほしい。

 ところで、「Lu7」という一見意味ありげなユニット名、梅垣ルナのファーストネーム「ルナ」のもじりなんだね。いまごろ気付いた(笑)。

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。54歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴31年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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●「mm(ミリメートル)」は、私のイニシャル「MM」のもじりです。

●私の大好きなギタリスト・渡辺香津美氏は、ご自身のイニシャル「KW」をもじった「KW(キロワット)」を、公式サイトのタイトルにしておられます(同名のアルバムもあり)。それにあやかったというわけです。

●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

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