『バーフバリ 伝説誕生』を映像配信で観た。
インドの歴代興行収入最高額を記録したという、歴史スペクタクル・アクション。
続編にあたる『バーフバリ 王の凱旋』が昨年末に公開され、やたらと評判がいいので、とりあえず正編を観てみた。
古代インドの叙事詩『マハーバーラタ』にインスパイアされた貴種流離譚であり、神話的色彩の強いヒーロー・アクション。
……なのだが、インド映画特有の大げさすぎる演出がいちいちおかしくて、ある種のコメディ映画としても楽しめる。
なおかつ、ラブストーリーでもあり、登場人物が突然朗々と歌い出したりするミュージカルでもある。
それでいて、古代インドを舞台とした歴史スペクタクルとしても上出来。とくに、終盤の大軍勢の戦闘シーンは、なかなかの迫力だ。
「とにかく観客を楽しませずにはおかない」というサービス精神が、全編に横溢している。「ボリウッド」とも称されるインド映画の底力を思い知らされる映画。続編『バーフバリ 王の凱旋』も必ず観る。
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