ハウリン・ウルフ『モーニン・イン・ザ・ムーンライト』ほか



 ハウリン・ウルフの『モーニン・イン・ザ・ムーンライト』『ハウリン・ウルフ』『ザ・ロンドン・ハウリン・ウルフ・セッションズ』をヘビロ中。

 私はブルースについては初心者だから、アルバム・ガイドブックのたぐいを読むなどして、少しずつ過去の名作を聴いている段階だ。
 そのなかで最近気に入っているのが、ハウリン・ウルフ。マディ・ウォーターズとともに、1960年代のブリティッシュ・ブルース・ロックの面々に強い影響を与えた一人である。

 ハウリン・ウルフのアルバムは、総じてジャケットがオシャレだ。
 上に貼った『モーニン・イン・ザ・ムーンライト』(1959年)や、「ロッキンチェア・アルバム」の別名で知られる『ハウリン・ウルフ』(1962年/↓)などは、ブルースというよりジャズの名盤のような上品な雰囲気。



 『ザ・ロンドン・ハウリン・ウルフ・セッションズ』(↓)の洗練されたイラストのジャケも、じつに魅力的。



 中身がドスの利いたダミ声のブルースだとは、とても思えない(笑)。

 『モーニン・イン・ザ・ムーンライト』は、「2イン1」という表記のある盤を買うと、『ハウリン・ウルフ』の収録曲も全曲入っている(私もそれで聴いた)。
 この2作は極めつけの名盤で、「ザ・レッド・ルースター」や「スプーンフル」、「バック・ドア・マン」など、ストーンズやクリーム、ドアーズなどがカバーした名曲の数々が収められている。

 ただ、ロック経由で聴いた私のようなリスナーにとっていちばん聴きやすいのは、『ザ・ロンドン・ハウリン・ウルフ・セッションズ』のほうだ。

 これは1971年に、エリック・クラプトン、スティーヴ・ウィンウッド、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツら、ブリティッシュ・ロックのスターたちがロンドンにハウリン・ウルフを迎え、「胸を借りる」形でセッションしたアルバム。
 ブルースというよりブルース・ロックのアルバムとして楽しめる。

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。ライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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