2015年に読んだマンガBEST5



 大晦日の夜から風邪で熱を出してしまい、けっきょく、三が日ずっと寝床で過ごす羽目に……。
 酒を飲むのはおろか、食欲もなかったのでほぼ絶食状態。今日測ってみたら体重が2キロ減っていた(それでも2キロしか減らないのな)。
 まだちょっとふらふらするし、喉も痛いのだが、明日には今年初の取材もあるし、今日からそろそろ起き上がったしだい。

 「くっそー、自分史上最悪な年明けだぜ!」と思った。だが、考えてみれば4日間連続で完全に休んだのなんて、10年ぶりくらいである。最近はろくに休みもない状態がずっとつづいていたから、「三が日くらいゆっくり休ませろ!」とカラダが悲鳴を上げたのであろう。
 正月だったおかげで仕事に穴をあけることもなかったし、「体を休められたので結果オーライ」と考えよう。

 そんなわけで、今日やっと年賀状を書きます(三が日に届いた分の返事)。賀状下さった方々、スミマセン。


 年明け一発目は、2015年に読んだマンガBEST5を選んでみた(BEST10にするほどは新作をたくさん読まなかったので)。

一ノ関圭『鼻紙写楽』
――ほかの4作は順不同だが、これだけはダントツのマイ・ベストワン。「昨年のベスト」というより、すでにしてマンガ史上に残る名作。願わくば、何年でも待つからきちんと完結させてほしい。

田辺剛・カリブsong『サウダージ』
――薫り高い絵とストーリーで、古典のような風格を漂わせる好短編集。

蛇蔵『決してマネしないでください。』
――惜しくも最近完結してしまったが、じつに楽しい「大人の学習マンガ」であった。私はこの作品で蛇蔵のファンになってしまった。

たかぎ七彦『アンゴルモア 元寇合戦記』
――「どんどん題材がマニアックになっていく」という、最近の歴史マンガの傾向(フス戦争を描いた『乙女戦争』とか)を象徴する作品。元冦を描くに当たって、対馬での攻防に的を絞っているあたりがマニアックである。

竹良実『辺獄のシュヴェスタ』
――これもマニアックな歴史マンガの一つで、中世の魔女狩りを背景にした少女の復讐譚。竹良実は、このまま順調に伸びていけば、マンガ史に名を残す作家になれるであろう大型新人。

■関連エントリ→ 2014年に読んだマンガBEST10

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。ライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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●「mm(ミリメートル)」は、私のイニシャル「MM」のもじりです。

●私の大好きなギタリスト・渡辺香津美氏は、ご自身のイニシャル「KW」をもじった「KW(キロワット)」を、公式サイトのタイトルにしておられます(同名のアルバムもあり)。それにあやかったというわけです。

●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

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