原田芳雄『Just Some Blues』ほか



 先週は取材が3件あり、原稿の〆切も集中してバタバタ。今日でやっと一段落しそう。


 原田芳雄の1980年代のアルバム『Just Some Blues』と『Oh! Yeah!!  Blues Paradise』を聴いた。

 宇崎竜童の『ブルースで死にな』というアルバムが私は大好きで、彼の最高傑作だと思っているのだが、その中には宇崎が原田芳雄に提供した曲のセルフカバーがたくさん入っている。「B級パラダイス」「マッカーサーのサングラス」「ブルースで死にな」「 I SAW BLUES」「レイジー・レディー・ブルース」などという曲だ。
 
 『ブルースで死にな』をヘビロするうちに、元の原田芳雄ヴァージョンが聴きたくなって、この2枚に手を伸ばしてみたしだい。

 いやー、2枚ともじつに渋い。『Just Some Blues』はジャケ写からして激シブだが、中身も素晴らしい。





 ブルースっぽい歌謡曲などという次元ではなく、もろブルース、思いっきりブルース。
 俳優仕事の片手間というレベルでもない。原田と宇崎竜童(ブロデュース/楽曲提供などで全面バックアップ)は本気で「日本人のブルース」を作ろうとしているし、その試みは見事に成功している。
 憂歌団やウエスト・ロード・ブルース・バンドなどというジャパニーズ・ブルースの系譜の中に、きちんと位置づけられてしかるべきアルバムだろう。

 原田芳雄のヴォーカルが渋いのは言うまでもないが、曲もアレンジも演奏もハイレベル。男臭くて、粋で、飄々としたユーモアと哀愁が全編にあふれている。

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。ライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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