『GODZILLA ゴジラ』


GODZILLA ゴジラ オリジナル・サウンドトラックGODZILLA ゴジラ オリジナル・サウンドトラック
(2014/07/23)
サントラ

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 立川シネマシティで『GODZILLA ゴジラ』を観た。3D字幕版にて。
 


 ストーリーにご都合主義なところもあるし、日本が舞台になる序盤には不自然な点もある。
 けっして百点満点の出来ではないが、ゴジラと敵の「ムートー」(雌雄一対の怪獣)が大都市を破壊するシークエンスのド迫力で、それらの瑕疵がすべて帳消しになる感じ。私は、料金分は十分満足した。

 これは映画館の大スクリーンで、それも3D(もしくはアイマックス)で観るべき映画だ。最初からDVDで観たら、魅力は半減以下だと思う。

 日本版初代ゴジラへのリスペクトも十分感じられ、パニック映画である以前に怪獣映画として優れている。

 日本の原発が破壊される序盤では「3・11」を思い起こさずにはいられないし、米国本土の高層ビルに怪獣にやられた飛行機が突っ込むシーンでは「9・11」を想起せずにはいられない。当然、作り手たちはその点に十分意識的であるはずだ。
 現代において「突然襲ってくる破滅的な災厄」を描くなら、大震災やテロ攻撃のメタファーを内包しないわけにはいかない、ということか。

 まあ、そんなよけいなことを考えなくても、怪獣映画兼パニック映画として単純に楽しめる映画である。
 大人の観賞にも十分堪える……てゆーか、映画館にはむしろ中高年男性が目立った。

 ムートー(=MUTO/このネーミングって「武藤」に由来?)の造型が怪獣としてはイマイチで、カッコよくない点だけが玉にキズ。

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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