ブルボン小林『マンガホニャララロワイヤル』


マンガホニャララ ロワイヤルマンガホニャララ ロワイヤル
(2013/04/16)
ブルボン小林

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 今日は朝から都内某所で打ち合わせが一つ。

 一度家に帰って(なう)、夕方から取材で長野県へ。今日は前泊で明日が本番なので、夜遅くなっても現地のホテルにチェックインさえすればオーケイ。
 「むさしの号」というヤツで大宮まで行き、そこから新幹線に乗ると、立川から長野まで2時間足らず。けっこう近い。


 ブルボン小林著『マンガホニャララロワイヤル』(文藝春秋/1470円)読了。

 作家の長嶋有が別名義で『週刊文春』に隔週連載しているマンガ・コラムの、単行本化第2弾。

■関連エントリ
ブルボン小林『マンガホニャララ』レビュー
『長嶋有漫画化計画』レビュー

 第1弾はたいそう面白く読んだ私だが、この第2弾はかなりボルテージが下がってしまった感じだ。

 同じ連載の単行本化なのだから、基本的な特徴は共有されている。作家論とも作品論とも言いにくい、ユニークな角度からマンガを語ったコラム集である。しかし、その「ユニークな角度」――つまり切り口の面白さが、前作よりも薄れてしまっている。

 前作には、「そんな角度からマンガを論じようとするのは、世界中でこの著者だけだ」とすら思わせる切り口の独創性があった。それが、この第2弾にはあまり感じられない。ごく普通のマンガ紹介コラムになってしまっている回が多いのだ。

 著者が複数のマンガ賞の選考委員となり(出世したなあ)、その内幕話を書いたりしている回が目立つので、よけいに「前作よりボルテージが下がった」と感じてしまう。そんな話、大半の読者にはどうでもよいことである。

 とはいえ、マンガコラム集として標準レベルの面白さはクリアしており、マンガ好きならそこそこ楽しめる1冊ではあるのだが……。

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。55歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴31年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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