「ブログのパクリ」について


パクリ学入門―ウェブ時代の創造力を鍛える36冊のブックガイドパクリ学入門―ウェブ時代の創造力を鍛える36冊のブックガイド
(2007/04)
黒川 芳朱

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 昨日は福島で鼎談の取材(日帰り)。
 
 増田寛也さん(元総務大臣、元岩手県知事)、室井照平さん(会津若松市長)、立谷秀清さん(相馬市長)のお三方に、福島の復興について語っていただくという鼎談。非常に濃密な内容となった。


 佐野眞一のパクリ癖が騒がれている昨今だが、長年ブログをやっていると、自分がブログに書いた文章がパクられているのを目にすることがある。
 中にはブログのエントリを丸ごとコピペし、それを自分が書いたものとしてアップしている強者もいて、そういうのを見つけたときにはさすがに抗議する。
 
 そこまでいかなくても、私がブログに書いた一節が、別のブログにパクられているのを目にすることがある。こっちもあっちも商業メディアではないから、いちいち目くじら立てるのもどうかと思ってこれまでは放置してきたが、気分のよいものではない。

 そういうパクリ事例を、2つほど挙げてみる。このエントリをトップページに晒しておくことで、今後パクられないための防止措置になりそうな気もするので……。

1.一部だけパクリの例
●パクられた元エントリ→ mm(ミリメートル) 矢野顕子『LOVE LIFE』(2006.8.24UP)

●パクった側→ hollyの音楽室  矢野顕子「BAKABON」(2011.9.23UP)

■パクリの例示  

このアルバム全体が、「自分のもとから去っていく坂本龍一に向けたトーチ・ソング(失恋や片思いの哀しみを表現した歌)」で構成されていたのである(!)。ずっと愛聴してきたのに、いまごろそのことに気づいた。(中略)矢野顕子は、アルバム1枚を費やして、去りゆく坂本龍一へのトーチ・ソングを歌い上げていたのである。坂本本人を含めて、わかる人にだけわかる形で……。(当ブログ)


                          ↓

発売当時にはわからなかったのですが、後から考えてみると矢野顕子はアルバム1枚を費やして、自分のもとから去っていく坂本龍一に向けたトーチ・ソングを歌い上げていたのです。坂本龍一本人を含めてわかる人にだけわかる形で。(相手ブログ)



『LOVE LIFE』は、ポップス史上最も切なく美しいトーチ・ソング・アルバムである。(中略)失恋直後もしくは片恋中の人は、ぜひ一聴されたし。(当ブログ)


                          ↓

『Love Life』はポップ史上、最も切なく美しいトーチ・ソング・アルバムです。失恋直後、もしくは片思い中の人はぜひ聴いてみてください。(相手ブログ)



2.全文コピペに近い悪質なパクリの例
●パクられた元エントリ→ mm(ミリメートル) メイ・パン『ジョン・レノン ロスト・ウィークエンド』(2009.1.26UP)

●パクった側→ メイ・パン著 Instamatic Karma - John Lennon Worldへようこそ(2012.9.16UP)

■パクリの例示

本書の随所に登場するメイ・パンの写真を見ると、美人ではないしキュートでもない。そして、タイプとしてはやはりオノ・ヨーコを少女っぽくしたような感じだ。メイ・パンはヨーコにとって、「安心して夫にあてがうことのできる愛人」であったということか。

 まあ、そういう舞台裏のドロドロはともかく、本書は秘蔵エピソード満載で興趣尽きないし、写真集としてもなかなかよい。

 とくに強い印象を残すのは、ジョンのもとに、当時10歳だった息子のジュリアン・レノンが遊びにきたときの写真。ジュリアンの写真は多数掲載されており、本書のもう1人の主役といってよいのだが、その表情はなんとも愛らしく、しかも寂しげなのだ。
 前妻シンシアとの間に生まれたジュリアンが、生前のジョンと過ごすことのできた日々はごくわずかだった。数少ない父子の交流の一つが、本書には刻みつけられているのである。(当ブログ)


                          ↓    

この本の随所に登場するメイ・パンの写真を見ると、
美人ではないしキュートでもありません。

そしてタイプとしてはやはりオノ・ヨーコを少女っぽくしたような感じかな??
でも私の感じ方としてはよーこさんより遥かに暖か味があるように思うのですが
メイパンはヨーコにとって「安心して夫にあてがうことのできる愛人」
であったということなのかな???

まあ、そういう舞台裏のどろどろはともかく、、
この本は秘蔵エピソード満載で興趣尽きないし、
写真集としてもなかなかいいものです

仲違いをしていたポール・マッカートニーとの2ショット写真や
特に強い印象を残すのが、ジョンのもとに、当時10歳だった
息子のジュリアン・レノンが遊びに来た時の写真が。。。
多数掲載されており、この本のもう一人の主役といってもいいと思いますが
その表情はなんとも愛らしく、しかも寂しげなのです。

前妻シンシアとの間に生まれたジュリアンが、
生前のジョンと過ごすことができた日々はごくわずかでした
数少ない父子の交流の一つが、
この本には刻みつけられています(相手ブログ)

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。ライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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●「mm(ミリメートル)」は、私のイニシャル「MM」のもじりです。

●私の大好きなギタリスト・渡辺香津美氏は、ご自身のイニシャル「KW」をもじった「KW(キロワット)」を、公式サイトのタイトルにしておられます(同名のアルバムもあり)。それにあやかったというわけです。

●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

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