「お台場冒険王ファイナル」

 息子と2人で、フジテレビとその周辺でやっているイベント「お台場冒険王ファイナル」に行ってきた。

 今年はムスメ(中3)が受験生で毎日塾通いなので、家族で遊びに行くどころではない。さりとて、下の子(小5)をどこにも連れて行かないのもカワイソウなので、一日空けて連れて行ったしだい。

 いやー、親の私にとってはサイテーのイベントだった。

 何より、死ぬほど暑かった。まるで「暑さガマン大会」のよう。アトラクションの多くは東京ディズニーランド並みの行列ができていて、炎天下に延々と並ばなければならない。
 帰るころには腕や顔が日焼けで真っ赤。息子はイベント中、一度もトイレに行かなかった。水分はすべて汗と化したのであろう。

 おまけに、室内イベントでさえ冷房がされていないか、設定温度がごく控えめ(温暖化防止を目指す「チーム・マイナス6%」と、協力だか協賛だかをしているためらしい)。エレベーターに乗ったとたんに中からムワッと熱気が吹き出してきて、「うへー」となった。

 それに、肝心のアトラクションのちゃっちいこと。大学祭レベルというか、「金とって見せるような代物ではない」というものがほとんど。

 わずかによかったのは、テレビドラマ『ガリレオ』に登場した科学実験が再現されたアトラクションと、「オリンピック体感コーナー」(名前うろ覚え)。
 後者は、オリンピックの各種最高記録がどの程度の高さや距離なのかが、実際に体感できるようになっているもの。たとえば、「棒高跳びの世界記録はこんなにも高い」というのが見てわかるようになっている。これはタイムリーで面白かった。

 それから、食べもの・飲み物・みやげ物のボッタクリ値段もひどい。駄菓子屋で50円で売っているようなアイスに、ナイナイ岡村の顔イラスト・シールが貼ってあるだけで350円とか……。

 私にとって唯一ラッキーだったのは、「めざましLIVE」と銘打たれたライヴ・コーナーの出演アーティストが、たまたま私の好きな「曽我部恵一BAND」だったこと。息子を別の場所に置いて一人で見入ってしまった。サニーデイ・サービス時代の「東京」も演ってくれたので、ちょっと感動。
 しかし、客席には場違いな幼い孫連れのおばあちゃんなどが目立ち、曽我部のファンは私含めてたぶん10名以下だったと思う。営業ライヴもたいへんですなあ。

 でもまあ、息子は十分に楽しそうだったので、こんなイベントでも行った甲斐があった。
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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。55歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴32年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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●「mm(ミリメートル)」は、私のイニシャル「MM」のもじりです。

●私の大好きなギタリスト・渡辺香津美氏は、ご自身のイニシャル「KW」をもじった「KW(キロワット)」を、公式サイトのタイトルにしておられます(同名のアルバムもあり)。それにあやかったというわけです。

●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

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