フォーカス『ライヴ・アット・ザ・レインボー』

ライヴ・アット・ザ・レインボーライヴ・アット・ザ・レインボー
(2002/11/21)
フォーカス

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 所用で中野に行ったところ、「ディスクユニオン」(CDショップ)の中野店がオープンしていた。
 ちょっとのぞいてみたらプログレ中古CDのコーナーにフォーカスの『ライヴ・アット・ザ・レインボー』と美狂乱のファースト、セカンドがあったので、思わず購入。

 ううむ、最近「プログレの沼」にハマりつつあるなあ。マニアックに聴き始めるときりがないジャンルなので、あまり深入りしたくはないのだが。

 フォーカスの『ライヴ・アット・ザ・レインボー』は、昔LPで聴きまくっていたアルバム。20年ぶりくらいの再聴である。
 フォーカスはオランダのプログレ・バンドで、ギターのヤン・アッカーマンとオルガン/フルート/ヴォーカルのタイス・ヴァン・リアーが二枚看板だった。インスト中心のクラシカルなプログレなのだが、いま改めて聴いてみるとジャズ・ロック的な色合いも濃い。

 これは、ライヴ・アルバム屈指の名盤だと思う。私はこのアルバムで初めてフォーカスを聴いたのだが、そのあとでオリジナルのスタジオ録音盤を聴いてガッカリした覚えがある。このライヴでの演奏のほうがはるかにいきいきとしていたからだ。

 流麗を極めたヤン・アッカーマンのギターは、いま聴いてもやはり素晴らしい。全編、ギターを己が声のごとく緩急自在に操り、「歌っている」かのような演奏。

 変なことを思い出した。私は少年時代、このアルバムを聴きながら五島勉の『ノストラダムスの大予言』シリーズを読むのが好きだったのだ(笑)。
 とくにアルバム前半の、「破滅の美」ともいうべき、悲しさと甘美に満ちた流れ。それに身をまかせつつ「ああ、あと少しで人類は滅ぶのだなあ」などと思うとゾクゾクしたものだ(笑)。
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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。55歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴32年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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●「mm(ミリメートル)」は、私のイニシャル「MM」のもじりです。

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●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

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