チャクラ『さてこそ』『南洋でヨイショ』


さてこそ+5さてこそ+5
(2011/10/19)
チャクラ

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 最近、1980年代初頭のマイナーな国産ロックのCDなどをアマゾンで購入することが多い。当時まだ中学~高校生くらいで、乏しいお小遣いでは買いたくても買えなかったLPを、いまになってCDで買ったりするわけである。いわゆる「大人買い」。

 とんでもなくマイナーなバンドまでがCDで復刻されていたりして、驚く。
 たとえば、この前買ったのはシネマの『GOLDEN BEST』。今日届いたのはチャクラの『さてこそ』と『南洋でヨイショ』。こんど買おうと思っているのはスーザンのベスト盤『コンプリート・スーザン』。

 このうち、買ってガッカリしたのはシネマの『GOLDEN BEST』。
 ベストといってもこのバンドは1枚しかアルバムを出さずに解散してしまったのだが、その唯一のアルバム『モーション・ピクチャー』と、レアトラックスを集めた2枚組である。

 シネマは鈴木さえ子がドラマーとして所属していたバンドで、私は鈴木のソロアルバムのファンであるから買ってみたのだが、鈴木のカラーは感じられなかったのでガッカリしたしだい。完全に松尾清憲のバンドだったのだな。

 チャクラは、小川美潮と板倉文(元キリング・タイム)がやっていたバンド。小川が90年代に発表した『4to3』というソロアルバムはまことに素晴らしく、私は愛聴していたものだが、チャクラのアルバムは当時ラジオで何曲か聴いたことがあるだけだった。


4 To 34 To 3
(2005/04/27)
小川美潮

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 『さてこそ』と『南洋でヨイショ』は、たった3枚のアルバムを遺して解散してしまったチャクラの、2nd&3rdアルバム。『さてこそ』は細野晴臣のプロデュース。
 どちらもわりとよかった。アヴァンギャルドでありながらポップでもある音。誰にも似ていない、鉄壁の独創性をもった音。小川美潮の奔放なヴォーカルはビョークよりもスゴイ。
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コメント

>「さてこそ」はLPで持っています。(今確認しました)

さすがデヘヘラーさん。

小川美潮はいま、板倉文と一緒に「ウズマキズウ」というバンドをやっているのですね(まだアルバムは出していないようです)。「21世紀のチャクラ」ですな。

>あの頃欲しかったものが、こんなにたくさん。

いやホントに。「アマゾン・ワンクリック中毒」になりそうです。
  • 2007-06-15│07:36 |
  • 前原 URL│
  • [edit]
「さてこそ」はLPで持っています。(今確認しました)
クレジットにあるチャーハンHOSONOというのは
もちろんあの人のことでしょうね。

「4to3」、わたしも大好きです。

あの頃欲しかったものが、こんなにたくさん。
大人もすてたものじゃありませんね。
便利な世の中になったものです。

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Profile 

前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。55歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴32年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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●「mm(ミリメートル)」は、私のイニシャル「MM」のもじりです。

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●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

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