『イノセントワールド -天下無賊- 』

中国語で短編小説を読もう! ~天下無賊~ 中国語で短編小説を読もう! ~天下無賊~
趙 本夫 (2005/05/26)
語研

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 京橋の映画美学校第二試写室で、『イノセントワールド -天下無賊- 』の試写を観た。ゴールデンウィーク公開の中国映画。主演は香港映画のトップスター、アンディ・ラウ。

 公式サイト→ http://www.official.cine-tre.com/innocentworld

 中国映画らしからぬ、オシャレで遊び心に満ちたアクション・エンタテインメント。すごくよかった。

 英題は「A world without thieves」。なるほど、「泥棒のいない世界」だから邦題が「イノセントワールド」なわけだ。
 タイトルとは裏腹に、これは泥棒たちが「技」を競い合う映画である。

 アンディ・ラウ演ずるワン・ポーは、恋人ワン・リー(レネ・リウ)とコンビを組んで中国各地で荒稼ぎをしてきたプロの泥棒。
 だが、ワン・リーはこの稼業から足を洗いたいと考えていた。じつは彼女はワン・ポーの子を身ごもっており、我が子に罪障を背負わせたくなかったのだ。
 
 2人はチベットへ旅したおり、人を疑うことを知らない純朴無比の青年と知り合う。青年は出稼ぎで貯めた結婚資金の六万元をもって故郷に帰るところだった。2人と青年が乗った列車には、別のスリ・グループも乗り合わせていた。ワン・ポーとスリ・グループは、青年の六万元を狙う。ワン・リーは逆に、その六万元を守ってやろうと決意する。
 かくして、中国大陸を疾駆する長距離列車を舞台に、プロの泥棒たちのプライドを賭けた三つ巴の闘いが幕を開ける。

 さまざまなテクニックを駆使して、盗んでは盗み返し、騙し騙される悪党どもの攻防が、スタイリッシュなアクションの中に描かれる。映像も美しい。とくに、序盤の舞台となるチベットの壮大な風景は、息をのむ迫力。

 最後の最後まで次の展開が予想できない、スリルに満ちた一級の娯楽作である。
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コメント

カンチさま

ブログでのご紹介ありがとうございました。
  • 2007-03-17│12:04 |
  • 前原 URL│
  • [edit]
はじめまして^^

私のサイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/study_blog10/archives/53197344.html
です。
  • 2007-03-16│14:13 |
  • カンチ URL
  • [edit]

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。55歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴32年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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